契約の解除
非常にまずいのは３ヶ月以上レベルの延滞です。こうした延滞情報が複数登録されているなら、恐らく、どこのクレジットカードを申し込んでも審査を通ることはないでしょう。
表題の「信用情報がブラックにならないクレジットカードの延滞期限」に沿って言うなら、世に言うクレジットカードのブラックリストがこの情報なのです。この個人信用情報機関を参照した審査というのはクレジットカードだけではなく、カードローンや自動車ローン、ショッピングのクレジット、そして住宅ローンのような審査でも通らなくなってしまいます。
そうなると大変です。特に住宅ローンなどは、一生に一回かもしれない重要な契約です。人生プランにも影響を与えることになるでしょう。かなり恐ろしいことです。手持ちのクレジット契約も強制解約されてしまいます。新規のクレジット契約ができないどころではなく、延滞することで、現在のクレジットカードも強制解約されることがあるのです。
さて、その延滞の程度なのですが、共通でキッチリ決まっているわけではありません。何回延滞すると強制解約になる、というような明確な数値はありません。各クレジット会社の裁量次第ということで、たった１日の延滞を数回繰り返すだけでも、カード停止、強制解約になる場合もざらにあります。
延滞の日数が長いと、１回の延滞で強制解約になる場合もあります。そしてもっと怖いのは、延滞したクレジット会社ではない、現在持っているクレジットカードも加えて強制解約されてしまうことがあるのです。